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2025年F1アブダビGP決勝の感想、新たなチャンピオンと一区切りの感慨

アブダビのトワイライトレース。いよいよ最後のF1となりました。

1周目にノリスが遅れ、フェルスタッペン、ピアストリに続く3番手で追いかける展開になりました。ノリスのペースは微妙で、後方からルクレールが迫ります。そしてフェルスタッペンはレースペースをコントロールすることで、相手のピットストップ戦略をかき乱そうとします。

20周目くらいまで大きな動きはありませんでしたが、ピットインを済ませたノリスの前を角田が走る展開になります。しかし23周目にノリスが角田をかわし、4年前のアブダビの"Checo is a legend!"の再現とはなりません。

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ところが抜いたノリスに、コースを外れて走りアドバンテージを得たという内容の審議が入ります。もし審議の結果ノリスにペナルティとなれば、角田は大アシスト成功です。ですが、無情にも角田のほうに蛇行の5秒ペナルティが出てしまいました。

4位のルクレールが2回目のピットインをしたタイミングで、ノリスもピットイン。ノリスとしてはここでピットインしても3位をキープできるので、コース上で何かが起きてセーフティカーが出てしまうリスクを考えれば、ここで入るのが正解です。

レース終盤。あまり動きがないので少し余談です。ぼんやりとモニターを見ながら、自分が長年F1を見てきたことを振り返っていました。子供向けアニメでミニ四駆にハマり、"本物"を見ようということでF1を見て、少しずつF1のことを知り、主にHONDAを応援してきました。

印象に残ったF1のシーン3つを思い出しました。1つ目は現地初観戦の2002年日本GP。シーズン通して苦戦してきた佐藤琢磨のジョーダンホンダEJ12が、母国の大歓声を受けてコーナーを曲がり走っていくワンシーンを、今でもずっと忘れません。

2つ目は2014年日本GP。このレースも現地で観戦したのですが、あのビアンキのクラッシュがありました。たまたまレース序盤のビアンキの走りを撮っていました。自分が見たレースで痛ましい事故が起きるとは…という意味でこちらも忘れられません。

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そして3つ目は、意外かもしれませんが、2019年ブラジルGPのガスリーvsハミルトンです。当時圧倒的に強かったメルセデスのマシンを、苦戦の続くトロロッソ・ホンダのマシンが最後の最後に直線で突き放し、トロロッソに2位表彰台をもたらしたシーンは、困難に立ち向かったHONDAの努力の結実を象徴するシーンとして、同年オーストリアGPのレッドブル・ホンダの優勝以上に、強く記憶に残りました。

4つ目は、区切りという意味で今日のレースになるでしょうね。そんなことを思いながら、今年のアブダビGPは1台のリタイアもなく最終LAPになりました。優勝はフェルスタッペン(421ポイント)。2位のピアストリに13秒差をつけての圧勝。しかしチャンピオンは3位でフィニッシュしたノリス(423ポイント)。喜び感動するマクラーレンのピット。マクラーレンコンストラクターズタイトル2連覇ですが、ドライバーズタイトルは2008年のハミルトン以来17年ぶりに獲得しました。

そこからはコース上で初戴冠を祝うノリスの映像をしばらく観ていて、1人のアスリートが夢を叶える瞬間と、それを支えた何百人の人々が喜ぶ瞬間を、また1つ観ることができてうれしい気持ちになりました。

そして来シーズンから諸般の事情でF1のレースを観ることはしばらくなくなりますが、今までF1を追いかけてきて、F1はいつも自分の心の中にあった一大コンテンツでした。これからは次の世代の方々で盛り上がっていくことを願っています。

ちなみに、来年以降も僕にF1の話をしてくれるのは大歓迎なので、ぜひ最新のF1を教えてください!